知人のお母様、82歳の方です。老人保健施設におられますが、巨大な卵巣嚢腫が、下大静脈という下半身の血液が心臓へ戻るときに通る大きな静脈を、ほぼ完全に圧迫していて、急速に下肢の浮腫が増大し、体重も、この下半身浮腫のために一気に5kg増加しています。下肢の静脈が流れが低下し、うっ滞すると、飛行機乗機後のエコノミークラス症候群や災害時の避難所や車の中に長く過ごすとできる、下肢静脈血栓症、そしてさらに命の危険のある肺塞栓症を起こします。
最初に受診した病院は、84歳で認知症もあるし手術しませんと帰されました。さらに総合病院の婦人科、循環器内科をセカンドオピニオンのため受診しましたが、何とか手術はしてくれることになりましたが、今は特に問題ない(下肢のひどい浮腫がある。)ので、そのまま手術予定の8月12日の前日入院まで、老人保健施設で待機してほしいとのことでした。循環器内科も同じ意見で返されました。
認知症ということで、これほど大きな腫瘍で、下肢の浮腫をきたして、肺塞栓のリスクのある方も、放置されるのでしょうか?
いつ下肢や骨盤内の静脈に血栓ができて、肺塞栓が起こるかわからない状態です。
ぜひ皆さんのお祈りをお願いいたします。
手術までの待機期間が無事でありますように、そして手術、手術前後も安全が守られますように。