令和5年10月29日 家庭礼拝:旧約聖書物語(7-2)「イスラエルの初代王”サウル”」

旧約聖書物語7−2 題:イスラエルの初代王「サウル」

聖書:

旧約聖書:詩篇 51:17

神の受けられるいけにえは砕けた魂です。神よ、あなたは砕けた悔いた心をかろしめられません。

新約聖書:マタイによる福音書 5:45

あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

 

前奏:「Seek Ye First」

音声録音は以下よりお聞きいただけます。

母:

サムエルは、これまで預言者として、また士師として大いに活躍をしてきました。でも、後継者であるはずの息子たちが堕落をしていて、イスラエルの民たちからも批判があがり、どうしても自分たちを守ってくれる強い王様が必要だと願うようになりました。最初、サムエルは王政には反対でしたが、これも神様のご計画だということを知りましたので、サウルをイスラエルの最初の王様として任命したのです。

父:

このサウル王がどのような人物だったかをみんなで学ぼうね。今回は課題を出しながらそれについてみんなの意見を聞かせてもらおうかと思うのでよろしくね。

 

音声録音は以下よりお聞きいただけます。

母:

まず、なぜ、サムエルは王を立てることに反対をしたのかという点についてです。みんなはどう思いますか? 

勇:

国には強いリーダーがいないといけないよね。今までは士師たちが神様から選ばれて敵から守っていたから、サムエルとしては次の後継者を二人の息子たちになってもらいたいとおもっていたのではないかな?でも、それって世襲制ということでちょっと本来の考えではなさそうだよね。

陽子:

今までは神様がリーダーを選んだけど、人間の考えで王様を選ぼうとしたので反対をしたのじゃないかしら?

愛美:

王様って権力を持つと民衆の利益のために働くというよりは、民を搾取するという可能性も大いにあるのだと思うのね。それをサムエルは恐れたのじゃないかしら?

でも、神様がサムエルに、「私が責任を負うので心配しないでサウルを王にしなさい」と言ったので、結果としては選んだのはやっぱり神様だったわよね。

父:

そうだね。人間の考えより神様を第一にすることがイスラエルの国民として正しい事だとサムエルは信じていたと思うね。でも、サムエルの偉さは、自分の考えはしっかりと人々や神様にお話をして、最後は神様のみ声にお従いしたということだと思う。人はそれぞれ信じるところがあって主張していいと思うんだよ。何が正しいかはまた別問題だとしても、決めつけないでみんなと相談したり討論したりすることが大事だね。私達の経験でもそうであったように、神様はどうすればいいかを必ず私達が確信できるようにお導きくださっただろう?神様に信頼するということが一番大事だとお父さんは思うな。

母:

そうですね。マタイ6:33には「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」とありますね。

さきほど賛美歌を歌いました。信じていきましょう。ところで、サウル王にはどういう人物として聖書は書かれていますか?

陽子:

まず、大きくてイケメンだったと言うことかな?(^o^) でも、それが本当の王様の条件ではないよね。

全員:

爆笑!

勇:

でもね、そうなのに臆病なところもあったよね。サムエルが民衆に王様として紹介をする時に、逃げて震えていたよね。

愛美:

悪いところばかり目立つようだけど、とても謙遜な面もあったでしょう?

サムエルが「あなたは王になりますよ。」と言った時に、「私はベニヤミン族で、イスラエルの中で最も小さいものです。どうしてこのような私がイスラエルの王としてふさわしいでしょうか?」って言ったよね。それに驚いたのだけど、自分のしもべにも気を使って食べ物を用意していた場面もサムエル記上の10章に書いてあったでしょう。サウルは、本来はとても優しいひとだったのかもしれないわね。

父:

いいところに愛美は気がついたね。欠点だと決めつけて批判されることも大いにあるんだけど、ある時はそれが長所になることもあるね。その反対に、長所がかえって失敗する場合だって経験するね。ところで、サウルが王になってどんな事が起きたのかな?

陽子:

強かったから、ペリシテ軍との戦いで勝利をして英雄になったわよね。

愛美:

でも、その後、ペリシテ軍は大群を率いて反撃をしてきた時に、イスラエル軍はパニックになって逃げる人々がでてきたのよね。それで、サウル王も焦りだして、サムエルが「私が行くまで待ちなさい!」といったのにもかかわらず、待てないで、祭司でもないのに自分で「いけにえ」をささげてしまったのね。ということは、かつては謙遜であったサウルだったのに権力を我が物にすると神様が第一ではなくなったところが失敗の素ではないかなと思います。

勇:

サウルには長男のヨナタンがいたよね。彼は本当に勇敢で優しい人だったね。ヨナタンは本当の兄弟以上にダビデを愛していて、父親のサウル王がダビデを嫉妬して殺そうとしたときに何度もかばってくれた。サウル王の嫉妬が一番自分自身を滅ぼしてしまったことだと僕は思う。

はじめの愛を失ってしまったのだね。

父:

人間の能力や優しさもパーフェクトではありえないね。大切な人のためにでさえ、自分を守るためにその人を裏切ることだってあるかもしれない。サウルは裕福な家庭に生まれ育ち、何の不自由もなく、容貌も文句ないほどに神様から祝福を受けた人であったけれど、それを自分だけの宝としないで、神様と人々に生かしてもちいることができていたらもっと違う人生があったのかもしれないね。

母:

サウルは頑な心から、すぐに失敗を認めることができず心から懺悔しなかったことが彼の不幸につながったのかもしれませんね。けれども、あとの話になりますが、神様はそのようなサウルでさえも見捨てたりはなさいませんでしたよ。ヨナタンの息子に身体障害者のメピボセテという人がいました。サウルの孫ですね。彼はダビデに殺されてもおかしくはありませんでしたが、ダビデ王と共に食卓をする特権を頂いたのです。ダビデはメピボセテを大切に保護したのですね。このように神様はサウルをイスラエルの王として立てましたが、弱さ、残酷さで彼の最後は非常に惨めな結果を招きましたが、だからといって、神様が失敗されたということではありません。とるに足りない私達をイエスさまをこの世に送ってくださって救い、あがなってくださったように、サウルの家系も決してないがしろにはなさいませんでした。

次回はダビデのお話をすることにしましょう。勇くんお祈りお願いします。

勇:

はい、祈ります。愛する神様、毎日僕たちを守ってくださり有難うございます。今、イスラエルとハマスの戦いが激しくなり多くの人々が犠牲となっています。中でも子どもたちが3000人以上も殺されたと報道があります。ロシアとウクライナもまだ戦いが続いています。どうぞ、あなたの平和が早く来ますようにお導きください。イエス様み名によって祈ります。アーメン!

 

後奏:「Give me oil in my lamp

 

 

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