
聖書:
旧約聖書:
わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。わが助けは、天と地を造られた主から来る。
新約聖書:
イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはできないが、神にはできる。神はなんでもできるからである。」
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父:
今回から2回にわたってモーセのことを学んでいこうと思うんだよ。この図のように、アブラハムからイサク、そしてヤコブ、そして前回は11人目の息子のヨセフの話をしたよね。ヤコブとその家族はヨセフの計らいで、飢饉を逃れてカナンからエジプトに移り住んでそこで天国に帰っていったんだよね。
母:
イスラエルの民はゴセンというところで増え続けました。最初、エジプトの人々は総理大臣のヨセフの家族ということで尊敬され、親切にしてくれていたのですが、時代が過ぎてヨセフを知らない王様のファラオが現れて、イスラエル人が増えていくのを恐れるようになったのですね。いつかイスラエルの民にエジプトを乗っ取られると思ったのでしょう。ついに彼らを奴隷として支配するようになったのです。そしてその奴隷の時代が400年も続いたのです。これからのお話はビデオを見ることにしましょうね。
前奏:「主の教えを喜びとし」
日本語版 ビデオ:「モーセの誕生」
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勇:
ヨセフがエジプトを飢饉から救って大臣にまでなった人だったのに奴隷にするなんてひどいよね。よっぽどイスラエル人が優秀で力もあったからこわかったんだろうか?
陽子:
いつかみんなで「十戒」という長い映画をみたでしょう?
父:
ああ、だいぶ古い映画だったけどとってもよかったね。
愛美:
モーセの家族でお姉さんのミリアムというのはとても賢かったわね。ちゃんとモーセを見守りながら、王女様にモーセの本当のお母さんを乳母(うば)にするなんてすごい機転がきいてね。その王女様も赤ちゃんがミルクがいらないようになるまでお母さんのもとで育てさせたというのは普通では考えられないでしょう? 素晴らしいとおもう。
母:
そうでしたね。神様はとても不思議な方法でモーセの家族を守られたのですね。
父:
私達の人生にはまさに想像もつかないことが起こるよね。今、起こっているウクライナとロシアの戦争、トルコとシリアに起こった大地震、日本でも大雨の災害が絶えないね。その他色々な恐ろしい事件や、事故、病気など私達には問題がたくさんあるだろ。今、健康で平安に過ごしているけれど、いつそういうことに巻き込まれるかもしれないね。私達は知恵を出し合って予防や対策をしなければなりらないけど、どんなに賢く準備万端に備えていても解決できるとは限らないからね。そういうときどうすればいいのだろうね?
陽子:
まず、神様に祈って助けを求めることじゃない?きっと助け手を送ってくれると思うわ。
勇:
それはそうだよね。でも、ただ祈っているだけでいいのだろうか?やっぱり何か自分たちでも行動しないといけないのじゃないのかな?
愛美:
祈ることと行動することを同時にすることだと思うのね。例えば、今度、大事な試験があるとすると、神様に「ぜひ合格できますように」とお祈りするわよね。それと同時に怠けないで必死に勉強することが大事よね。祈りっぱなしで努力を十分にしなかったり、お願いした通りになったら自分が偉くなったと思って神様に感謝しないということがあるので注意しないといけないっていつもお父さんが言っているよね。
陽子:
勉強してもわからないことだって出てくるよね。そんなときお父さんやお母さんに手伝ってもらうことも大事だよね?
父:
ハハハ。そうだね。自分一人だけで解決できることもあるけど、他の人達にも手伝って貰わないとできないこともたくさんあるよね。そんなときは素直に「助けてください。」って身近な人に相談することが大事だと思うね。
母:
どんな苦しい奴隷の環境の中にあってもモーセは赤ちゃんの時から神様と人々の中で危機を乗り越えて、最後にはイスラエルの民族を再びエジプトから約束の地、カナンに導くという大きな使命を神様から与えられていったのですね。私達は神様が必ず最善をしてくださるということを信頼しながらお互いに励ましあっていきたいと思いますね。お父さん、お祈りをお願いできますか?
父:
はい。祈りしましょう。天の愛するお父様。今日も家族そろっての礼拝でのメッセージをありがとうございます。私たちの生活や人生の中でも、モーセのような絶体絶命の危機に合うことがあります。祈ることもできない無力を覚えることもあります。でも今日の教えのように、主は、遠大なる最善なるご計画をお持ちであることを信じ、その主の愛への信頼の中で、最善を導いていただき歩み続けることを教えていただき励まされました。そのような強い信仰を持てるよう日々お助け下さい。愛するイエス様の御名によってお祈りいたします。アーメン。
後奏:「主はあなたを守るかた」
賛美歌:「しゅ にしたがいゆくは こどもさんびか」
7月15日(土)に和歌山県の橋本市.伊都郡医療介護連携代表者会主催で、小野道夫医師がズームで認知症講演をしました。医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャー、介護士などが集まってともに学ぶというのはあまりないことですが、その点でとても有意義であったと感謝しています。10月28日には、ズームではなく対面で同じ趣旨の講演を田辺において致します。