家庭礼拝シリーズ(13)題:「ダビデとゴリアテ」
日本語の音声録音でお聞きになりたい方は以下よりどうぞ
聖書:
「お前は剣や槍や投げ槍でわたしに向かって来るが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。」
父:
今日はイスラエルの2代目の王様、ダビデのお話をしようね。なにかこのダビデのことについて知っていることを発表してくれるかな?
陽子:
うん。旧約聖書の中に出てくる有名な王様でしょう?王様って普通は代々先祖から受け継いできているけど、このダビデという王様は羊飼いの少年だったのよね。
母:
そうでしたね。特別な神様のご計画があったのかもしれませんね。
勇:
イエスさまのことを「ダビデの子」っていう表現があるよね。つまり、イエスさまは神様の独り子だけど、血縁関係ではダビデの子孫ということでしょう?
父:
そのとおりだね。マタイ1章の系図はイエスさまが地上の父親であるヨセフさんを通して直接ダビデの子孫であることを証明しているね。
愛美:
ダビデは良い王様として高く評価されているけど、自分の部下の妻を奪った上、その部下を危険な戦場に追いやって殺したりして酷い過ちを犯したこともあったし、自分の子供にまで裏切られたという親としてはとても不幸なこともあったのよね。
母:
はい、そうでしたね。人間の罪の歴史だということですね。それでは、賛美してから動画を見ることにしましょう。
前奏:「愛をください」
英語: "All Things Bright And Beautiful"
日本語youtube:
英語youtube:
日本語の音声録音でお聞きになりたい方は以下よりどうぞ
父:
みんなの感想を聞いてみようかな?
勇:
少年ダビデは抜群の能力を持っていたんだね。「羊飼い」って羊を猛獣から守らないといけないから命懸けだけど、彼はまるでスーパーマンみたいだね。羨ましいよ。
愛美:
神様に対する信仰が強かったと思います。私達もいろんなことが起きるけどダビデのように勇敢でいたいし、いじめにあったとしてもへこたれない精神でいたいと思いました。
父:
やっぱり、いじめって君たちの学校生活でもあるのかな?
陽子:
あるある、私なんかしょっちゅうだけど気にしないよ。平気だもん。
愛美:
陽子はまだ小さいから大したいじめにはあわないだろうけど、だんだんと厳しくなると思うわよ。でも、信念をもっていれば大丈夫よね。「正義は勝つ!」って私は思うようにしています。
父:
ふたりともなかなか頼もしいな。勇はどうなんだい?
勇:
うーむ。僕はあんまりいじめを感じたことはないけど、これから勉強のこととか難しくなると思うと少しビビってしまうこともあるね。
母:
それぞれに「ゴリアテ」というチャレンジがあるようですね。でも、少年ダビデのように神様を信頼して勇気と知恵をいただけるように神様にお願いしましょうね。では、賛美してお父さんにお祈りをしていいただきたいと思います。
父:
はい、祈りましょう。
天の父なる神様、今日も家族そろって礼拝できありがとうございます。今も私達には、ゴリアテのようにとてもかなわないという大きな挑戦が毎日やってきます。神様の愛と全能のお力を信じて勇敢に勝利を勝ち取って主の栄光をたたえられるものとしてください。子供たちへの日々の挑戦もあなたはご存知です。どうぞいつもそばで見守りとお支えをお願いいたします。愛するイエス様の御名によってお祈りいたします。
後奏:「イエス様の愛にふれられて」
英語: "God Will Make A Way"
小野恵牧師は2週間メッセージの配信を控えて短期療養をさせて頂いていました。その間、みなさまがお祈りしてくださって本当に有難うございました。元気を取り戻していますのでご安心ください。しかしながら、クリニックの患者さんが増えてきたことと、防災の活動や色々な医療と生活相談にも常にフルパワーに向かう性格を考えると、毎週日本語と英語のメッセージを作り、それを約130名の読者に配信するという作業に少し無理がでてきているように感じています。からし種チャペルの礼拝は毎週致しますが、皆様への配信は6月より隔週にしたいと思っています。どうぞご理解のほどよろしくお願い致します。<小野道夫医師>