令和5年2月5日 家庭礼拝シリーズ(1)、「隣人って誰のこと?」

家庭礼拝シリーズ(1)

音声で会話をお聞きになりたい方はこちらをクリックしてください。

家族構成:

 

父:伸道(のぶみち)医師 42歳                   母 幸子 牧師 40歳 

             

長女:愛美(まなみ)13歳.        長男:勇(いさむ)8歳                                 

                  次女:陽子 6歳

             

  

父:

「今日から家族礼拝をしたいと思っているんだ。最初に漫画の聖書物語を見て、感想や疑問などをみんなで考えてみると楽しいと思うんだけどどうだい?」

勇:

「うん、いいね。面白いと思うな。」

愛美:

「賛成だけど続くかしら?」

          

勇:

「僕達の小さい頃、お母さんが寝るときにお話してくれた、あれ?」

母:

「ええ、そうだけど、もっと楽しいと思うわよ。漫画やビデオだからね。」

勇:

「お母さんはいつも途中で眠ってしまったよね〜。」

全員: 

「ハハハ」

陽子:

「あたし、お話や絵本が大好きだから賛成!」

 

題:「隣人って誰のこと?」

聖書:

ルカによる福音書10章:27節
「心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして主なるあなたの神を愛しなさい。そして自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい」

賛美歌:

 

ビデオメッセージ:まずこのビデオをご覧ください。

 

ここから、以下の会話の録音を聞くことができます。

 

父:

「この物語はよく知っている話だよね。一番好きだったところを話してみようか。」

勇: 

「イエスさまは、貧しい人、困っている人、嫌われている人であってもやさしくして友達になったよね。でも、僕だったらもしかしたらできないかもしれないな〜。」

母:

「勇は正直なのね。偉いと思うわ。」

愛美:

「イエスさまはとても親切で、人々を一杯助けたから私もそういう人になりたいと思った。」

父:

「それは嬉しいね。みんなでそうなりたいものだね。」

陽子: 

「イエスさまはみんなを愛してくれているんだよね。だから私もイエスさまが大好きなの。」

母:

「陽子ちゃんはイエス様が大好きなのね。そうね。神様は宇宙も人間もつくってくれましたね。でも、人間は神様に従いましたか?」

勇:

「従わなかった!」

父:

「そうだよね。では、なぜ人々は神様に従わなかったのだと思う?」

勇:  

「なぜなら昔アダムとエヴァが神様にそむいたからでしょう?」

 

父:

「そうだよね。聖書はそれを「罪」だと言っているね。 私たちはどうなのかな?」

愛美:

:「罪の性質は遺伝されるから私達も罪人だよね。でも、アダムとイブが神さまに逆らわなかったらよかったのに。なんでそうなったのかと思うと悔しい。」

父:

「ほお!愛美から遺伝という難しいことばがでたね。」

陽子:

「でも、いい人も悪い人もいるよ。 私たちはいい人じゃない?ねえ、お母さん? だって私たちは神様を信じているんだもの。」

母:

「今の質問はとっても大事なことだとおもうけど、どうですか?」

愛美:

「うーん… 難しいわね〜。神様を信じていてもいけないこと一杯するよね。神様を信じている人と信じていない人はどう違うのかな?信じていない人でも立派な人はいるでしょ。信じていても悪いことをする人もいると思うし。でも、イエス様はみんなの罪を赦してくれたでしょう?」

父:

「みんな色々な意見を話してくれて有難う。今日は、お父さんは君たちから大事なことを聞かせてもらって嬉しいよ。」

母:

「ほんとですね。では、少しまとめてみたいと思います。」

「私達は、心のなかでこの人はいい人だからお友達になろうとか、あの人は嫌な性格だし、近づきたくないから避けたいと思うことがよくあります。お母さんは牧師ですけどそう感じる時もあって。そういう自分が恥ずかしくて辛くなります。そういう時は神様に『ごめんなさい』って言います。でも、なかなか直りません。また繰り返してしまいます。

助けたサマリア人と助けられたユダヤ人も理由があって、お互いに昔から付き合わなかったのですね。ユダヤ人はとても気位が高くて貧しいサマリヤの人を軽蔑していました。それでも、サマリヤ人はユダヤ人を助けてあげましたね。

たとえ、家族であっても友達であっても助けたくないという気になったり、力になってあげなかったりすることがあると思います。また、お互いに「ごめんなさい」って謝って仲直りできないことだってあります。そのような私達ですが、イエスさまは健康な人も病気の人も、豊かな人も貧しい人も、良いことをする人も悪人と呼ばれている人でもすべての人々を愛してくださっているということをまずしっかりと知っておきたいと思います。お父さん、なにか付け加えることがありますか?」

父:

「そうですね。私達はなかなかイエスさまのようには出来ないですね。そういう時は神様に謝りながら、『助けてください、イエスさまがなさったことができるようにしてください。』と祈ることを忘れないようにしたいですね。きっと神様が力を与えてくれてそうさせてくださると思います。」

母:

「有り難うございました。とっても大事なことを言ってくださいましたね。陽子ちゃん短くていいので最後にお祈りしてくれますか?」

陽子:

「私が?はい、お祈りします。神様、イエス様、今日は家族みんなで良きサマリヤ人のビデオを見ました。有難うございます。私達も良きサマリヤ人のように困っている人を助ける勇気を与えてください。イエス様のみなによってお祈りします。アーメン」

 

後奏:

お知らせ
本日より「からし種チャペル」ホームページに、防災コーナーが登場いたしました。以下のサイトへご入場ください。
おすすめの記事